筆ぷろじぇくと
ご存じでしたか?このままでは、⽇本伝統の筆が”消滅”してしまいます。
これは、近い将来の話ではありません。
まさに今、の状況です。匠の技による伝統⼯芸品、⽑筆・化粧筆・画筆が、⾼齢化などで技術継承困難に陥っています。
そこに追い打ちをかけるように、筆類にとっての原材料である動物⽑(*1)の⼀部が⼊⼿出来ない事態となっているのです。
化粧筆原⽑が途絶えたことにより、熊野筆、奈良筆、江⼾筆、画筆作家らジャンルを問わず、問屋を調査したところ、 筆類を作るための道具(⾦櫛など)も後継者不⾜により、既に国内調達できないという現実を知ることになりました。
(*1) ⼭⽺、⾺、⽺、⼭⽺⽑、イタチ、灰リス・松リス、ジャコウネコ、ウォターバジャー、狸、猫、⿅など